Coexistence Manager for Notesは、IBM® Lotus Notes®とMicrosoft® Exchange間のシームレスなコラボレーションを可能にし、NotesとExchangeの共存期間全体にわたってビジネスの生産性を維持します。NotesとExchangeのディレクトリ(ユーザ、グループ、リソース)を同期して、ユーザのコラボレーションを維持できます。また、複数のプラットフォーム間で空き時間情報のクエリを有効にすることもできます。作業のし忘れや遅延のリスクを軽減するため、定期的な会議やアクティブなメールを含めたEメールや予定表データの正確性を維持することも可能です。
新機能 — Coexistence Manager for NotesがExchange Server 2016をサポートするようになりました。
Exchangeユーザは、Outlookクライアント上で高度なフォーマット設定やリアルタイムのNotesのコンテンツを利用できます。この機能には、暗号化、埋め込み型ボタン、ホットスポット、折りたたみ可能なセクション、タブ形式のテーブルなどが含まれます。Coexistence Manager for Notesを使用しない場合、Outlookにアクティブメール機能が表示されず、処理も不可能なため、真の共存を行うことはできません。
共存中は、Dominoデータベースを追加して、セットアップ、アクセス制御、メンテナンスを行う必要はありません。
Coexistence Manager for Notesの複数のインスタンスを導入すると、拡張性の向上に加えて、ロードバランシングとフェールオーバーを改善できます。
NotesとExchange 2003/2007/2010/2013/2016間のディレクトリを同期すると、メールボックスの場所に関係なく、ユーザ、グループ、リソースの共通リストを表示できます。
NotesとExchange 2003/2007/2010/2013/2016、Office 365、およびホスト型Exchange間に空き時間情報のクエリを提供すると、メールボックスの場所に関係なく、ミーティングを設定したり、同僚のスケジュールを確認したりできます。
プラットフォーム間で送信する場合でも、カスタム設定の繰り返し送信される予定表の招待状が正確に処理されます。これにより、Notesユーザおよび Exchangeユーザは、自分のメールボックスの場所にかかわらず、他のユーザと連携してミーティングを設定することができます。
Notesの文書に埋め込まれたEメールのリンクが共存中も引き続き正確に動作し、ビジネスの生産性を維持します。
Domino® 6.5.x(のみ): LDAPの書き込みに対する制約の確認を無効にする必要があります。
Domino 6.5.1~6.5.6システム(のみ): CMNと既存のDomino 6環境間のブリッジヘッドとして機能するようにDomino 7または8サーバを設定することにより、DominoとCMNメールコネクタ間の通信を改善します。
*CMNの空き時間情報コネクタは、ホスト型モードでのExchange 2010の実行をサポートしていません。
ExchangeユーザアカウントにExchange表示限定管理者(Exchange 2007)または組織管理(Exchange 2013または2010)のメンバーシップを付与する必要があります。このユーザをWindowsドメインのACLに追加し、「このオブジェクトとすべての子オブジェクト」を適用先として「すべての子オブジェクトの作成/削除」権限を付与する必要があります(ドメインオブジェクトの「プロパティ」 | 「セキュリティ」タブ | 「セキュリティの詳細設定」 | 「編集」)。
Exchange ServerのOSは英語版を使用する必要があります。英語版以外の場合、CMNディレクトリコネクタのマッピングファイルを手動で編集し、ハードコーディングされている英語の要素を各自の母国語に変更する必要があります。
例えば、CMNログのエラーメッセージ「problem 1005 (CONSTRAINT_ATT_TYPE), data 0, Att 90284 (showInAddressBook)」をフランス語版で使用するとすると、「showInAddressBook」エントリが含まれるすべてのマッピングファイルにおいて、「All Users」(文字列のハードコーディングされた部分)をフランス語の「Tous les utilisateurs」に変更する必要があります。ディレクトリコネクタのマッピングファイルは、C:\Program Files\Quest Software\Quest Coexistence Manager for Notes\Directory Connector\Tools\Global\mapにあります。
内部ルーティングドメインを使用しない場合は、スマートホストを構成する必要があります(必要に応じて、『CMN User Guide(CMNユーザガイド)』の第3章の「Email Coexistence Before and After CMN(CMN導入前後のEメールの共存)」を参照してください)。
ターゲットのActive Directoryサーバでは、Exchangeスキーマの拡張機能が必要になります。
ディレクトリ・コネクタ・サービスを実行するように設定されたアカウントに、読み取り/書き込みアクセス権限を付与する必要があります。少なくとも、ターゲットOUをこのアカウントに委任する必要があります。
Microsoft SQL Server®へのアクセス(CMNワークステーションにインストールされている場合、または既存のSQLインスタンスに接続することによるアクセス)、および20 GB以上の空きディスク容量が必要です。
メモ:
既存(インストール済み)のMicrosoft SQL Server 2012、2008/2008 Express/2008 R2、2005/2005 Express、または2000を使用できます。また、CMN AutoRunインストーラで提供されるリンクから、無料版をダウンロードしてインストールすることも可能です。
CMNをSQL Server 2008と組み合わせて実行する場合は、管理者のワークステーション上でSQLと通信するSQL 2005 Native Clientが必要です。現時点では、SQL 2008 Native Clientはサポートされていません。
特にグループやドメインが多数あるサイトでパフォーマンスを最大限に高めるには、Express Editionではなくフル機能版のSQL Serverを使用することをお勧めします。
SQLへのアクセスに使用するアカウントには、SQLの設定でsysadmin権限とdbcreator権限を付与する必要があります。DCからWindows認証を介してSQLに接続する場合、アカウントに「サービスとしてログオン」の権限を与える必要もあります。
Outlook Web Access 2007、2010、2013。
ディレクトリコネクタ:
メールコネクタ:
空き時間情報コネクタ:
Windows Server 2008
Windows Server 2012
Windows Server 2016
Windows Server 2019
重要: 管理者用CMNサーバは、Exchange ServerおよびNotesサーバとは別のマシンにする必要があります。
Microsoft .NET Framework 2.0、3.51、および4.0(フル)が必要です
(インストールが完了していない場合は、CMNインストーラで表示されるインストール用のリンクをご利用ください)。
アクティブなメールの処理では、Lotus Notesクライアント7.0.3/7.0.4/9.0.1、またはLotus Notes Basic 8.0.0(Eclipseではない)が必要になります。
Microsoft PowerShell 3.0以降、64ビット(Windows Server 2012または2012 R2に付属するWindows Management Framework 3.0のコンポーネント、またはダウンロード可能)。
(上記のバージョン2.0、3.51、および4.0(フル)に加えて)Microsoft .NET Framework 4.5.2が必要です。
Questでは、CMNサーバをExchangeと同じドメイン内に置くことを推奨しています。
アクティブなメールの処理では、Lotus Notes 7.0.3/7.0.4、あるいはLotus Notes Basic 8.0.0(Eclipseではない)が必要になります。
Eメール、予定表のデータ、およびアクティブなメールを正確に維持
Reduce backup recovery time and costs to reduce user impact
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