Recovery Manager for Exchange 5.8.5をインストールする前に、対象のシステムが以下のハードウェア/ソフトウェア最小要件を満たしていることを確認してください。
このセクションでは、次の各コンポーネントをインストールおよび実行するためのシステム要件について説明します。
1.4 GHz以上のPentiumまたは同等のx86またはx64アーキテクチャ。
512 MB以上を推奨。
次のいずれかのオペレーティングシステム(32ビット版または64ビット版)がコンピューターで実行されている必要があります。
注意: Recovery Manager for Exchangeは、ターミナルサービスのアプリケーションモードをサポートしていません。
1,024 x 768以上
後者は、Recovery Managerを使用する予定のコンピューター上で、以下のオペレーティングシステムのいずれかを実行する場合にのみ必要です。
以下のいずれかのバージョンが必要です。
Microsoft Windows PowerShell 2.0
Microsoft Windows Installer 4.5
お使いのコンピューターに、以下のいずれかのバージョンがインストールされている必要があります。
注意: Microsoft Outlook 2003はOffice 365をサポートしていません。 Recovery Manager for Exchangeで、Office 365内のデータを使用して作業する場合は、Microsoft Outlook 2007以降をインストールしてください。
Microsoft Exchange Serverのサポートされるバージョン:
注意:
Recovery Manager for Exchangeを使用してLotus Dominoデータを表示、検索、およびリストアするには、コンピューターにバージョン9.0、8.5、8.0、または7.0のIBM Lotus Notesがインストールされている必要があります。
Recovery Manager for Exchangeは、バージョン9.0、8.5、8.0、7.0、6.5、6.0、5.0、および4.6のIBM Lotus Dominoをサポートします。
Recovery Manager for Exchangeでは、ソースおよびターゲットのストレージとして、バージョン5.4, 5.5、5.6、5.3、5.2、および5.0のArchive Managerをサポートします。
Recovery Manager for ExchangeをRecovery Manager for Active Directoryに統合することで、メールボックス・ユーザ・アカウントをActive Directoryのバックアップから復元できます。 Recovery Manager for ExchangeとRecovery Manager for Active Directoryは、同じコンピューター上にインストールする必要があります。
コアコンポーネント
Microsoft Internet Information Services(IIS)6.0、7.0、7.5、8.0または8.5を、Recovery Manager for Exchangeのコンピューター上にインストールする必要があります。
重要: Windows Server 2003以前でIISを実行する場合は、32ビットモードを使用する必要があります。 IISを64ビットモードで実行している場合は、Recovery Manager for Exchangeのセットアッププログラムによって、32ビットモードで実行するように設定されます。 その結果、IISを使用している他のアプリケーションが正常に機能しなくなることがあります。
Webインターフェイスにアクセスするコンピューターには、Microsoft Silverlight 5がインストールされている必要があります。 Silverlightがインストールされていない場合は、Webインターフェイスに初めてアクセスする際に、インストールを求められます。
Microsoft Internet Explorer 7.0以降でWebインターフェイスにアクセスできます。
コアコンポーネント
��ージョン5.6以降は、Recovery Manager for Exchange 5.8.5へのアップグレードが可能です。
Recovery Manager for Exchangeを以下に記載されているバックアップソフトウェアと統合することで、これらの製品で作成されたストリーミングバックアップ(通常、増分、および差分)からExchange Serverのデータベースを抽出および登録できます。 次の表では、Recovery Manager for Exchangeが、特定のバックアップソフトウェアで作成されたVSS(ボリューム・シャドウ・コピーのスナップショット)バックアップからExchange Serverデータベースを抽出および登録できる条件も説明します。
サポート対象のバックアップソフトウェア
Quest Rapid Recovery(旧称: AppAssure)
5.3、5.4、6.0、6.1.3、6.2、6.2.1、6.3、6.4
該当なし
Quest NetVault Backup
8.6、9.0、9.1、9.2、10、11、11.1、11.4、11.4.5、12、12.0.1、12.1、12.2、12.3、12.4
VSSバックアップは、次の条件に該当する場合、Exchangeエミュレーションを介してサポートされます。
Quest vRanger(StandardおよびPro)
5.3、5.4、5.5、6.0、6.1、7.0、7.1、7.2、7.3、7.5、7.5.1、7.6.3、7.6.5、7.6.6、7.7
該当なし
CA BrightStor ARCserve(別名: CA ARCServeIT for Windows NTおよびCA BrightStor Enterprise Backup)
2000(7.0)、9.0、10.5、11.0、11.1、11.1 SP1、11.5、11.5 SP1、11.5 SP3、11.5 SP4、12.0、12.0 SP1、12.0 SP2、12.5、12.5 SP1、15.0、16.0、16.0 SP1、16.5
VSSバックアップは、次の条件に該当する場合、Exchangeエミュレーションを介してサポートされます。
HP Data Protector
5.1、5.5、6.0、6.1、6.2、7.0、8.0、8.1、9.0
VSSバックアップは、次の条件に該当する場合、Exchangeエミュレーションを介してサポートされます。
IBM Tivoli Storage Manager
5.1.1、5.1.5、5.2、5.3、5.4、5.5、6.1、6.2、6.3、6.4、7.1、7.1.4
VSSバックアップは、次の条件に該当する場合、Exchangeエミュレーションを介してサポートされます。
EMC NetWorker
6.0、6.1、6.2、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、8.0、8.1、8.2、9.0、9.1.1、9.2.1
VSSバックアップは、次の条件に該当する場合、Exchangeエミュレーションを介してサポートされます。
Microsoft Windows Serverのバックアップ
Windows NT 4.0、Windows 2000、Windows Server 2000
VSSバックアップはサポートされません。
Microsoft Windows Serverのバックアップ
Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2016
VSSバックアップは、バックアップサーバへのアクセスを介してサポートされます。
Microsoft System Center Data Protection Manager
2007、2007 with Feature Pack、2007 SP1、2010、2012、2012 SP1、2012 R2
VSSバックアップは、バックアップサーバへのアクセスを介してサポートされます。
Symantec Backup Exec for Windows Servers
8.6、8.6 SBS、8.6 for WSA、9.0、9.1、10.0、10d(10.1)、11d、12.0、12.5、2010(13)、2010 SP1、2010 R2、2010 R2 SP1、2010 R3、2010 R3 SP1、2010 R3 SP3、2012、2012 SP1、2012 SP2、2012 SP3、2012 SP4、2014
注意: Granular Restore Technology(GRT)のバックアップはサポートされていません。
VSSバックアップは、Backup Exec 11d、12.0、12.5、2010(13)、2010 SP1、2010 R2、2010 R2 SP1、2010 R3、2010 R3 SP1、2010 R3で作成された場合に、ダイレクトアクセスを介してサポートされます。
注意: Recovery Manager for Exchangeでは、Backup Execで作成されたスナップショットバックアップから抽出した、オフラインのExchange Serverデータベースを登録できます。 手順については、『Recovery Manager for Exchange User Guide(Recovery Manager for Exchangeユーザーガイド)』を参照してください。
Symantec NetBackup
NetBackup DataCenter 4.0 V、4.5、4.5 FP3、4.5 FP4、4.5 FP5、4.5 FP6、4.5 FP7、4.5 FP8、4.5 FP9、4.5 MP1、4.5 MP2、4.5 MP3、4.5 MP4、4.5 MP5、4.5 MP6、4.5 MP7、4.5 MP8、4.5 MP9
VSSバックアップはサポートされません。
NetBackup BusinesServer 4.5、4.5 FP3、4.5 FP4、4.5 FP5、4.5 FP6、4.5 FP7、4.5 FP8、4.5 FP9、4.5 MP1、4.5 MP2、4.5 MP3、4.5 MP4、4.5 MP5、4.5 MP6、4.5 MP7、4.5 MP8、4.5 MP9
VSSバックアップはサポートされません。
NetBackup ServerまたはNetBackup Enterprise Server 5.0、5.0 MP1、5.0 MP2、5.0 MP3、5.0 MP4、5.0 MP5、5.0 MP6、5.0 MP7、5.1、5.1 MP1、5.1 MP2、5.1 MP3、5.1 MP4、5.1 MP5、5.1 MP6、6.0、6.0 MP1、6.0 MP2、6.0 MP3、6.0 MP4、6.0 MP5、6.0 MP6、6.0 MP7、6.5.0、6.5.1、6.5.2、6.5.3、6.5.4、6.5.5、6.5.6、7.0.0、7.0.1、7.1.0、7.5.0、7.6.0、7.7.0
7.5.0、7.6.0、または7.7.0。
VSSバックアップは、次の条件に該当する場合、Exchangeエミュレーションを介してサポートされます。